TOP > トラブル解決事例!
家づくりには長い時間がかかり、さまざまな業者とたくさんの製品が複雑に絡み合います。ちょっとしたことでトラブルやハプニングが起きてしまうのは否めず、それは左官工事でも同じです。こちらでは、左官工事で起こりやすい塗り壁にまつわるトラブルと、今城左官の回避・解決方法をご紹介します。施主様にご迷惑をおかけしないよう、真新しい塗り壁に喜んでいただけるよう、最善の努力をさせていただきます。
短い工期で仕上げたら再施工が必要に……

左官の仕事は壁の仕上げになるため、新築住宅の建築であれば工期の最後のほうに入ります。そこで起こりがちなのが、不十分な仕上げによるひび割れなどのトラブル。前工程の遅れや天候不順で工事が遅れると、塗り壁に本来必要な時間を取れないことがあります。
本当はゆっくり塗りたいけれど、それが許されない……
そんな現実があるのです。
ひび割れの原因は?
壁材であるセメントモルタルを塗ってから、乾燥させるための期間を設けずに仕上げの漆喰を塗ってしまうと、あとから固まっていったセメントが収縮することで表面の漆喰にひび割れが起きてしまいます。
自然素材の性質が伝わっておらずクレームに……

塗り壁で使用するのは、土や砂といった自然素材が多数。仕上がり自体は風合いのあるただの壁のように見えますが、自然素材である以上は工業製品よりもデリケート。水で練るため環境や天候に左右されやすく、毎回まったく同じ仕上がりになるわけではありません。それが手仕事の魅力ではあるのですが、そういったメリット・デメリットをハウスメーカーさんや工務店さんではしっかり説明できていないことがあります。それによって「こんなふうになるなんて聞いていない!」とクレームになることも……。
クレームの原因は?
主な原因は説明不足といえるでしょう。決められた工期で、できあがった工業製品を組み立てるといったシステマチックなものづくりが主流となっている現代で、左官工事は異色の存在。自然素材は自然とともにあり、工事に時間もかかれば壊れやすさも伴うということを十分に説明せず、“製品”という感覚を持たせたまま工事を行うと、認識の違いからクレームになることがあります。



















